NLP式 心理カウンセリングとは

NLP式 心理カウンセリングとは

「NLP」Neuro (神経) Linguistic(言語) Programming(プログラミング)

日本語では「精神言語プログラミング」と解釈されています。
NLPとは言語学と心理学を効果的に組み合わせる実践手法のことで、 ビジネス・能力開発・コミニュケーションなど人間関係の質の向上に役立てるために発展してきました。

NLPとは「脳の取り扱い説明書」といわれています

Nは「五感」=体験を意味します。
NLPでは(N=五感=体験)と(L=言葉)が(P=プログラム)を作ると考えます。

(例1)
幼少期に犬にかまれると「犬恐怖症」になります。
「犬恐怖症」は犬を見るた度に正確に同じ反応を繰り返します。
この「犬恐怖症プログラム」は、犬にかまれるという「体験」によって形成されます。
犬にかまれる(体験)→犬恐怖症(プログラム形成)→犬を見かける(体験)→ふるえ・汗・動悸(反応)
無意識(自動的)に反応を繰り返す。

(例2) 両親から言葉による迫害を受ける。
「バカ 能力が無い」
「バカ 能力が無い」(言葉)→言葉怖症(プログラム形成)→「両親との会話」(言葉)→ふるえ・怒り・動悸(反応)
人間はプログラムの無い状態で生まれ、その後「体験」と「言葉」によって様々な「プログラム」を作り上げていくことになります。
そして、これらのプログラムの質が 幸せ・不幸を決定するのです。

プログラムについて

プログラムは無意識(潜在意識)によつて形成されます。自分で意識的にプログラムを作ることはありません。では、なぜ人間は無意識のうちにプログラムを作るのでしょうか?

それは「安全・安心」を確保するため、なのです。
生存本能とは「一日でも長く生きたいという欲求」のことで、これにもとづいて「無意識」が「安全な環境を求め、危険な環境を避ける」ためのプログラムを作るのです。
NLPとは無意識に作られたプログラムを意識的にコントロールできるようにする手法なのです。

プログラムの特徴

プログラムは「インパクト」強度と「繰り返し」回数によって形成されます。インパクト(強度)とは「強烈な体験」のことで「階段から落ちる」「海で溺れる」などはインパクトが 強いので1度の体験でプログラムされます。
逆に毎日母親から叱られるなどの価値観は繰り返し「言葉」によつてできたプログラムとなります。

1:出来事→プログラム→良い→良い身体的反応
2:出来事→プログラム→悪い→悪い身体的反応

「幸せ」も「辛い状態」も出来事が作り出すのではなくプログラムというフィルターを通して作り出されのです。このフィルターをNLPではフレーム(物事の枠組み)といいます。「フレーム」とは出来事にかぶせるイメージ(意味)のことです。
(リフレーム)とは自分が作り出したイメージ(フレーム)がマイナスの身体反応が出た時にプラスの身体反応が出るように変化させるフレームを作り出すことです。

【例】
1:複雑な仕事(出来事)→ 楽しく仕事がしたい(フレーム)→苦しい、優鬱(身体反応)
1:複雑な仕事(出来事)→ 将来成功のトレーニング(リフレーム)→楽しい、ワクワクする。(身体反応)
2:仕事のミス(出来事)→ 自分はダメな人間だ(フレーム)→落ち込む、やる気を失う(身体反応)
2:仕事のミス(出来事)→ 成長のチャンス(リフレーム)→元気になる、意欲が湧く。(身体反応)
間違った認知=フレーム → 正しい認知=リフレームと考えればよいのです。

よって(P=プログラム)をリフレームするトレーニングをする事で身体反応がよくなるのです。

1人で頑張らないでください

NLP法と認知法を融合させた、新たなカウンセリング技法で心の幸せを掴むお手伝いをしています。まず自分の症状を受け容れることから始めることをお勧めしています。もう一人で頑張らなくてもいいんです。あなたが、新しい自分を見つけるために心の翼がそばにいます。

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